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過払い金請求の近況は?大阪,兵庫,京都

過払い 司法書士

過払い金請求の状況

●消費者金融の近況

サラ金・クレジット会社各社の対応状況平成22年6月、改正貸金業法が完全施行され、消費者金融(サラ金)を取り巻く環境も大きく変わり、かなり統廃合が行われてきた業界も落ち着きをみせてきました。
この状況下、大手都銀グループ傘下に入ったサラ金と独自路線を歩むサラ金に大別され、大手5社の有様も様変わりしました。
かつてサラ金の一時代を築いた「武富士」が倒産した事により「過払い金」と言う言葉が、世間に周知徹底されたように思います。

●消費者金融の近況

多くの人々の生活や人生を狂わせてきた消費者金融(サラ金)が、テレビのゴールデンタイムより姿を消し、最近再び登場するまでには、色々な戦いがありました。
その中でも「過払い金」請求の道が開かれた事により、 人々を最も苦しめていたマチ金(消費者金融の一種で、大手消費者金融のように多店舗展開がほとんどなく、地元に定着した業者)を淘汰できた事が大きな成果です。
しかし、マチ金の手口は「過払い金」請求を逃れる為に「廃業」し、債権を他社に譲渡するような悪質な行為でした。いくら法律に抵触しないと言っても、散々違法利息で大儲けをしながら、過払い金(違法利息の返還)請求には応じない姿勢が同義的にゆるされるものではないと思います。
全体的に返済を求める時は(違法)利息を当たり前に請求し、支払い期日を過ぎれば、矢のように催促しておきながら、立場が逆転した途端、裁判で判決をとらないと満額返金しない業者など本当に企業姿勢を疑われるお粗末な現状です。

サラ金・クレジット会社各社の対応状況

各社の対応は様々な上、企業方針もよく変化する為「過払い金」に対する対応も継続的に同じ状況ではない事をよく理解していただきたいです。主だった企業の状況です。大手都銀グループ傘下のアコム・プロミス・新生フィナンシャル(レイク)については、個人で請求(完済済み)案件の場合、5割程度の和解案提示が多いようです。
請求金額に応じて多少の前後はありますが、数百万円になるような請求案件は、訴訟提起し裁判上の和解も有効な手段になるようです。ただし、裁判ともなれば、弁護士・(認定)司法書士に依頼する選択肢もあります。また、独自路線のアイフルについては、個人で請求案件の場合、1−2割程度の和解案提示が多く、和解の話を進めるにもそれ以上になるケースは少なく、訴訟提起の話をしても4割程度の返金しかしないなど、根拠のない話をよく行い「過払い金」について知識のない皆さんに誤った情報を教え込んでいるようです。現実、裁判で判決をもらえば、全額返金をされているようです。

最後になりますが「過払い金」については、消費者金融での借入のみ発生しているのではなく、信販会社(クレジット会社)のカードでキャッシングを行っていた方々にも多く発生しています。
今一度、現在・過去に該当する・しそうな借入をした経験のある方は、勇気をだしてご自分の「取引履歴」を取寄せされるのもいいかもしれませんね。ご自分で「取引履歴」の取寄せをされても信用情報上、何ら問題はないですし「過払い金」の請求案件も同様で問題ありません。

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