各社の対応は様々な上、企業方針もよく変化する為「過払い金」に対する対応も継続的に同じ状況ではない事をよく理解していただきたいです。主だった企業の状況です。大手都銀グループ傘下のアコム・プロミス・新生フィナンシャル(レイク)については、個人で請求(完済済み)案件の場合、5割程度の和解案提示が多いようです。
請求金額に応じて多少の前後はありますが、数百万円になるような請求案件は、訴訟提起し裁判上の和解も有効な手段になるようです。ただし、裁判ともなれば、弁護士・(認定)司法書士に依頼する選択肢もあります。また、独自路線のアイフルについては、個人で請求案件の場合、1−2割程度の和解案提示が多く、和解の話を進めるにもそれ以上になるケースは少なく、訴訟提起の話をしても4割程度の返金しかしないなど、根拠のない話をよく行い「過払い金」について知識のない皆さんに誤った情報を教え込んでいるようです。現実、裁判で判決をもらえば、全額返金をされているようです。
最後になりますが「過払い金」については、消費者金融での借入のみ発生しているのではなく、信販会社(クレジット会社)のカードでキャッシングを行っていた方々にも多く発生しています。
今一度、現在・過去に該当する・しそうな借入をした経験のある方は、勇気をだしてご自分の「取引履歴」を取寄せされるのもいいかもしれませんね。ご自分で「取引履歴」の取寄せをされても信用情報上、何ら問題はないですし「過払い金」の請求案件も同様で問題ありません。
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