過払い金請求の事例
●勤務していた会社が倒産! 職探しに翻弄。
大阪市在住 40歳男性
消費者金融3社の借入が300万あり、取引期間は全て9年以上。
勤めていた会社の倒産で、職探しに奔走する中、やっと手にした仕事が車両持込の運送会社であった。
トラックはローン中のため、自己破産すると車両を引き上げられ、やっと得た職を失うと必死になって数年間やり繰りしていた。
消費者サポートセンターに相談したところ、過払い金が発生している可能性があることを知り、弁護士を紹介してもらうこととなる。
引き直し計算の結果、2社から過払金が発生しており、合計100万円のお金を取り戻すことができた。また残りの1社はゼロ和解となったので、過払金の100万円と今まで毎月支払っていたお金を蓄えにまわすことにより、今後の車両維持費は現金で対応できる状態となりました。
●過払い金を取り戻して、自宅の抵当権を抹消。
奈良市在住 52歳男性
不動産担保ローン借入額500万円、年利24%、月々最低返済額12万円(内、利息9,8万円)。5年前に6社あった消費者金融からの借入れを、不動産を担保にすることによって一本化いたしました。
何とか月々の最低返済額は、支払う事ができるのですが、これでは元本が減らないため、色々調べたところ以前完済した消費者金融に、過払い請求ができることを知り、少しでも元本に充てられれば、と思い相談いたしました。
相談員によると、完済分についての過払い請求は勿論のこと、不動産担保ローンについても、大幅に減額する見込みがあるとの事なので(法定利息を超えているため)、取引履歴を取り寄せることを勧められました。
過払い金の計算方法などを教えてもらって計算した結果、完済分の過払金は200万円あることがわかり、弁護士に依頼の上、取り戻すことができました。不動産担保ローン業者の残債務は250万円まで減額する見込みになりました。幸いのこと、親族から50万円の援助が得られることになり、過払金を合わすことで、残債務を一括清算いたし、抵当権を抹消することができました。
一昔前は、簡単に返還してきた過払い金ですが、最近は裁判を行う事が当たり前になり、今後は判決が出ても返還しないようになりそうです。何処まで行っても会社都合が最優先されているようで、納得いかな事態がよくあります。
弁護士事務所や司法書士事務所はたくさんありますが、一体どこに相談すればいいのか悩むところです。
相談やアドバイスが必要な方は、当センターの専門相談員による電話相談やメール相談を受けてください。
このサイトで勉強して、サラ金・クレジットカードの違法な高金利に基づく借金を返済をせず、、(しはらう必要がない金額)正当な権利の主張をしましょう。裁判の起こし方や提出書類についてもアドバイスします。これが、我々が伝えたい知恵です。少しの利害があればきっと見えて来るものがあるはずです。